本研修の位置づけ


データマネジメント体験ワークショップについてはこちら

前提

データマネジメント入門を受講していること。

日数

1日。

時間

9時〜18時。
※途中昼休み1時間。

研修形式

座学。

研修概要

データアーキテクチャは、ビジネスとして重要なデータの意味、構造、来歴、品質要件、セキュリティレベルなど、データマネジメントに関する意思決定をする上で必要な青写真(論理的基盤)を提供します。
データアーキテクチャを設計するためには、ビジネスやデータをモデル化するスキルが必要です。
ここでは、データアーキテクチャを設計するためには、ビジネスやデータをモデル化する方法について学習します。

対象者

  • DXを推進する一環としてデータマネジメントの導入に興味がある方。
  • 現場の業務課題をデータを活用して解決する必要のある業務部門の方で、データマネジメントについて興味がある方。

学習目標

本研修の学習目標は
UMLやER図を使ってビジネスやデータをモデル化するスキルを習得していただくこと
です。

研修内容

  • 1章 データ基礎
    最初に、データマネジメントとは何か、なぜデータマネジメントが必要なのかなど、データマネジメントの概要について学習します。

    • データとは
    • データの種類
    • データモデル
    • データモデルの表記法
    • データモデルの階層
  • 2章 UML
    ここでは、概念データモデルや業務フローの表記法としてUMLのクラス図とアクティビティ図について学習します。
    概念データモデルは、ビジネスの目的を実現するために必要なデータ(エンティティ)の構造を明確にするデータモデルです。
    データモデルのスキーム(表現方法)や技術に依存させないようUMLのクラス図を使って表記します。

    • UML
    • クラス図
    • アクティビティ図
  • 3章 ER図
    ここでは、リレーショナルスキームの論理データモデルの表記法としてER図について学習します。

    • ER図
    • 論理データモデリング
      • 正規化
      • 論理データモデリングの活動