
基幹システム再構築支援サービスは、技術的負債となっている基幹システムを知的資産として再構築したいというお客様向けのサービスです。
技術的負債(Technical debt)とは、短期的な観点でシステムを開発し、結果として、長期的に保守費や運用費が高騰している状態(要は金食い虫)のことです。
既存の基幹システムを保守運用できる人材は限られている(属人化している)ため、その人達がいなくなったら業務がまわらなくなってしまうという問題を抱えている企業が多々あるようです。
本サービスは、そのような事態が生じる前に、既存の基幹システムを技術的負債から、誰もが保守運用することができ、新しい機能を速やかに取り入れて進化するシステムに再構築するお手伝いするというものです。
業務パッケージを導入する場合でも、スクラッチ開発する場合でも対応可能ですし、実験的にOSS(Open Source Software)をベースに、最先端の技術で、かつ、低コストで基幹システムを再構築することも可能です。

本サービスの標準的なワークショップセットは次のようになります。

事前学習
ワークショップを始める前に次の内容についてご確認ください。
企業変革支援サービスの考え方
現状分析ワークショップ
現行事業・業務の分析
ビジネスアーキテクチャ設計ワークショップ①
- 事業パーパスの定義
- バリューチェーンの設計
ビジネスアーキテクチャ設計ワークショップ②
- ジョブの設計
- バリューストラクチャの設計
ビジネスアーキテクチャ設計ワークショップ③
ビジネスプロセスの設計
アプリケーションアーキテクチャ設計ワークショップ
- コンテキストマップの設計
- アプリケーション統合方式の設計
データアーキテクチャ設計ワークショップ①
概念データモデルの設計
データアーキテクチャ設計ワークショップ②
論理データモデルの設計
テクノロジーアーキテクチャ設計ワークショップ
テクノロジーアーキテクチャの設計
要件定義ワークショップ①
- 業務フローの設計
- システムの目的の定義
- ユースケースの定義
要件定義ワークショップ②
- システム品質要件の定義
- システム制約条件の定義
外部設計ワークショップ①
- 画面の設計
- ユースケースの詳細化
外部設計ワークショップ②
- ユースケースの外部分析
- APIの設計
- 非同期メッセージングの設計
システム分析ワークショップ①
ユースケースの内部分析
システム分析ワークショップ②
論理データモデルの設計
システム設計ワークショップ①
テクノロジーアーキテクチャの設計
システム設計ワークショップ②
システムの内部設計
システム設計ワークショップ③
システムの詳細設計
システム設計ワークショップ④
物理データモデルの設計
システム実装ワークショップ①
IT基盤の構築
システム実装ワークショップ②
データベースの構築
システム実装ワークショップ③
アプリケーションの実装
システムテストワークショップ
- 統合テスト
- システムテスト