ここでは、エンタープライズアーキテクチャ設計ワークショップの概要を説明します。

  1. ワークショップの目的
  2. ワークショップの目標
  3. ワークショップの対象者
  4. ワークショップの内容
  5. ワークショップの進め方
  6. ワークショップのご費用

企業の担当者の方へ
一度、詳細をご説明いたします。
お問い合わせは以下のメールアドレスにお願いいたします。
culnou_dx@culnou.com

なお、モデリング・思考法・ビジネスの基礎知識のうち、特に、本ワークショップに関連する以下の動画を事前に視聴していただければと思います。

1.ワークショップの目的

本ワークショップの目的は、

  • 誰に何の価値を提供するか
  • 誰をどのようにして幸せにするか

というビジネスの原点に立ち返って、
DXの設計思想となるエンタープライズアーキテクチャを設計する方法を学ぶことです。

2.ワークショップの目標

本ワークショップの目標は、参加者の企業の経営理念、事業パーパスを定義していただき、エンタープライズアーキテクチャのDX成熟度レベルのレベル1、スプリント1の成果物、ジョブ一覧、ビジネスプロセス一覧、企業のアプリケーションタイプ(アプリケーションの型)と、そこで管理すべきデータ、および、現行アプリケーションの一覧を作成していただくことです。
「DX成熟度レベルのレベル1、スプリント1の成果物」に関しては、記事「デザイン思考経営とDX」を参照してください。

  • ジョブ一覧
    企業のジョブ(職務)一覧。
  • ビジネスプロセス一覧
    企業のビジネスプロセス一覧。
  • アプリケーション一覧
    企業のアプリケーションタイプ(アプリケーションの型)と、そこで管理すべきデータ、および、現行アプリケーションの一覧。

3.ワークショップの対象者

本ワークショップの対象者は、

  • 企業に勤務しているビジネスパーソン
  • 既に起業している方
  • これから起業しようと考えている方

で、デザイン思考経営、および、それに基づいたDXに興味がある方です。

4.ワークショップの内容

本ワークショップでは、次の観点で参加者の企業のエンタープライズアーキテクチャを設計します。

  1. 事業の本質の明確化
    1. 経営理念の定義
    2. 事業ドメインの定義
    3. 顧客価値(顧客の価値観)の定義
    4. 製品価値(顧客に提供する製品の価値)の定義
    5. 事業パーパスの定義
    6. 事業場所の設計
    7. 財務資産の設計
  2. 業務の本質の明確化
    1. 事業を遂行するために必要なジョブ(職務)の設計
    2. 事業を構成するビジネスプロセスの設計
    3. バリューチェーン(価値を創る活動、価値を伝える活動、価値を届ける活動)の設計
  3. システムの本質の明確化
    1. 業務を遂行するために必要なトランザクション処理アプリケーション(SoR)の設計
    2. トランザクション処理アプリケーション(SoR)で管理すべきデータの定義
    3. 事業を管理するために必要な分析アプリケーション(SoI)の設計
    4. 分析アプリケーション(SoI)で管理すべきデータの定義

5.ワークショップの進め方

  • ワークショップの時間
    10時から18時(お昼休み1時間)を予定しています。
  • ワークショップの方法
    個人単位の演習形式で進めます。
  • EA設計ツール(myCompany))を使って進めます。
  • 6.ワークショップのご費用

    無料です。